いつも、たいしてボケもせん文章を根気強く読んでくれてありがとうございます。
さて今日は大学の入試事情についてです。
近年、私立大学で推薦入試の重要度がますます高まっています。
〇なぜでしょうか?
〇どんな準備が必要なのでしょうか?
〇中学生は何をすればいい?
その辺りを書いていきたいと思います。
まず理由から。
これはですね、1.1倍のルールのせいなんです。
文科省から各大学へ、
「募集定員の1.1倍の人数しか合格者を出したらあかん。」
というルールが数年前に出されました。
これめっちゃパニックになりましたね。
いままで、合格しても他大学へ流れる受験生がいたため多めに取っていたものが、ギリギリしか取れない。
大学は経営面での課題が生まれ、
受験生は難易度が高くなってしまいました。
人数を出来るだけ確保しておきたい大学は、
推薦入試(公募・AO・指定校)の枠を増やしていったという事です。
僕が高校に務めているとき
滑り止めの近畿大学に落ちて、
第一志望の岡山大学に合格するという珍事件が発生しました。
びっくりです。
それだけ合格者数を絞ると難易度が上がるという事ですね。
では、受験生はどんな準備をすればよいのか?
まぁ学校の成績を上げる・学業以外(部活とか資格とか)も頑張る。
これは当然ですよね。内申書が提出されるので。
他の注意点は、「文系の人は安易に数学を捨てない」ことです。
私立文系やし、高校入ったら数学もうえぇわ。
と捨ててしまう生徒はとても多いです。
これほんまちょっと待ってくださいね。
「推薦入試の受験要綱に数学が必要かどうか」
をきっちりと確認してからにしてください。
捨ててしまったがために一般入試しか受けられない・・・
一般の難易度は上がる・・・
ということのないように注意が必要です。
また中学生の人は
「中学生の間に高校数学に触れておく」ことが大切です。
高校に入るといきなり数学の授業が週5時間になります。
教科書は2冊。問題集も2冊分。かわいそ・・・・
この衝撃に耐えられず数学を捨ててしまう人がなんと多い事か・・・
中学生のときに高校数学に触れておくことは実はすごく得します。
なぜなら、高校数学IA(1年生)の内容は高校入試の裏技として使えるものが多いからです。楽しいぞ~
このあたりホンマはもっと書きたいのですが、終わりないので今日はここまでです。
今日の内容で質問があればどしどし連絡ください。
たまたま読んでくれた高校生・中学生の進路が少しでも良くなる事を願っています。
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